NASA開発のセラミック遮熱・断熱塗料クールサーム

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遮熱塗料の効果を徹底解説

2025.06.30

日本の夏は年々暑さを増しており、建物の暑さ対策が重要になっています。

そこで注目されているのが、省エネや快適性向上の面で効果的な遮熱塗料です。

本記事では、遮熱塗料の基本的な仕組みから具体的な効果、メリット・デメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。

遮熱塗料の基本的な仕組みと特徴

まずは遮熱塗料がどのように機能するのか、仕組みや特徴を理解することが大切です。断熱塗料との違いも含めて整理していきます。

遮熱塗料は太陽光、とりわけ赤外線を反射する性能に優れているため、建物の表面温度を抑える働きが期待できます。夏場に直射日光が当たった際、通常の塗料を使用している場合よりも表面温度が大幅に低くなるケースが多く、室内に熱が伝わりにくくなるのが特徴です。屋根や外壁への日射熱の蓄積を減らすことで冷房負荷を下げ、快適な環境維持に役立ちます。また、塗膜が劣化したり汚れたりすると効果が少なからず落ちるため、メンテナンスの重要性も併せて理解しておく必要があります。

遮熱塗料とは何か

遮熱塗料とは、太陽光を反射する性質を持ち、建物の表面温度上昇を抑えることを主として開発された塗料です。特に赤外線を反射しやすい成分が配合されているため、屋根や外壁に施工すると日射による熱エネルギーの吸収が軽減されます。結果として室内環境が涼しく保たれ、空調にかかるエネルギー消費の削減が期待できます。ただし、反射率の高さや汚れの状況によって効果が大きく変化するため、適切な製品選定や施工が欠かせません。

遮熱効果のメカニズム

遮熱効果の要となるのは、複数の波長帯にわたって太陽光を反射する塗膜の特性です。特に赤外線は熱エネルギーと密接に関連しているため、これを効率的に跳ね返すことで表面温度の上昇を抑えます。白系統の明るい色ほど反射率が高い傾向にあるため、より大きな温度低減効果が期待できることが多いです。逆に、汚れや塗膜劣化で反射性能が落ちると遮熱効果が低下する可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要になります。

断熱塗料との違い

遮熱塗料は主に日射の反射を重視しており、建物の表面近くで熱がこもるのを防ぎます。一方、断熱塗料は塗膜や素材自体が熱を伝えにくい特性を持つことで、室内への熱流入を遅延または抑制する仕組みです。遮熱と断熱を組み合わせれば、日中の急激な温度上昇と夜間の放熱抑制が期待され、より快適な室内環境を得ることができます。しかし、断熱塗料は通常の塗料よりも厚みが求められるケースがあるなど施工条件に差があるため、それぞれの特長を正確に把握したうえで選択することがポイントです。

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遮熱塗料がもたらす主な効果

遮熱塗料を使用することによるメリットは多岐にわたります。具体的な効果を理解し、採用の判断材料としましょう。

遮熱塗料は、建物の表面温度を抑えつつ内部への熱侵入を軽減するため、夏場の室内環境を快適に保ちやすくします。実際に施工した事例では、屋根や外壁の温度が数十度単位で下がるケースも報告されており、室内の冷房効率が向上する利点があります。また、高温による建材の劣化を抑える効果も期待できるため、長期的なメンテナンスコストを抑制する観点でも注目されています。こうした複数の効果を総合的に考えることで、遮熱塗装は投資価値の高い選択肢となります。

室内温度の上昇抑制

遮熱塗料を使用すると、太陽光を効果的に反射し、屋根や外壁から室内へ伝わる熱を抑制できます。屋根裏やトップフロアなど直射日光の影響を受けやすい箇所で特に効力を発揮し、室温を大幅に下げられる例も少なくありません。夏の酷暑時における快適性や、室内での熱中症リスク軽減にも大きく寄与します。ただし、建物の構造や使用状況により温度低減の度合いは異なるため、現地調査や専門家の意見を踏まえた導入計画が重要です。

冷房費の削減による省エネ効果

遮熱塗料は室内温度上昇を抑えて空調稼働時間を短縮するため、電気料金の削減にも貢献します。実際に、屋根周辺の温度が大きく下がると冷房の設定温度を高めにしても快適に過ごしやすくなるケースがあり、省エネと快適性の両立が期待できます。また、室内温度を安定させることで冷暖房のオンオフを頻繁に繰り返す必要が減り、空調機器の寿命延長にも一役買うでしょう。こうした長期的視点を持つと、導入費用を回収できる可能性が高まります。

建物寿命の延ばし効果

強い日射は建物の屋根や外壁を高温にし、塗装面や基材にダメージを蓄積させます。遮熱塗料を塗装することで、これらの熱負荷が減少し、劣化の進行速度を抑制できます。特に金属屋根などは熱による膨張収縮が大きいため、遮熱塗料による表面温度低減は素材を長持ちさせるうえで効果的です。結果として建物全体のメンテナンス周期を延ばし、長期的なコスト削減につながる可能性があります。

ヒートアイランド現象の抑制

都市部では、アスファルトやコンクリートの蓄熱により地表面温度が上昇しやすく、ヒートアイランド現象が深刻化しています。遮熱塗料を多くの建物に導入すれば、街全体の温度を下げる一助になると期待されています。これにより、夜間になっても気温が下がりにくい環境を少しでも改善できれば、住民や通行者の快適性向上にも役立つでしょう。ただし、都市規模での効果は導入の広がり具合にも左右されるため、社会的な取り組みとして普及させることでより大きなメリットを生み出せます。

日射反射率の高さ

遮熱塗料を選ぶ際は、日射反射率という数値が重要な指標となります。一般的に、この反射率が高い製品ほどより多くの太陽光を跳ね返すため、屋根や壁の表面温度を抑える効果があります。また、反射率が高いほど省エネ効果が大きくなる傾向があるため、製品選定時にはメーカーの仕様データをしっかり確認しましょう。ただし、色が暗い塗料は反射率が下がりがちなので、機能面重視であれば明るい色を選ぶことをお勧めします。

遮熱塗料の使用場所とその影響

遮熱塗料をどこに使用するかによって効果は大きく変わります。それぞれの場所ごとに期待できる効果や留意点を解説します。

建物の形状や使い方によって、遮熱塗料の効果は大きく変動します。日射を真っ先に受ける屋根はもちろんのこと、外壁や各種設備への利用例も多数報告されています。例えば、エアコン室外機周辺への遮熱塗料の活用により、機器の効率が高まったとする事例もあります。どの部位に塗装するかを正しく理解し、対策コストとのバランスを見極めることが重要です。

屋根での遮熱効果

屋根は太陽光を真っ先に受ける場所であるため、遮熱塗料による効果が最も顕在化しやすい部位です。夏の炎天下では金属屋根や暗色系の屋根が高温になりやすく、室内も暑くなりがちですが、遮熱塗装を施すと表面温度が大幅に低減されます。結果的に天井付近の空調効率が上がり、建物全体の冷房費の削減にも結びつきます。

折板屋根の場合

折板屋根は金属製で熱伝導率が高いため、夏場には強烈な熱を吸収しやすいという特徴があります。遮熱塗料を塗ることで表面温度を下げ、室内空間への熱伝導を減らすことが可能です。特に倉庫や工場など、大きな屋根面積を持つ施設では冷却コストの削減効果が顕著になる場合があります。ただし、塗装後に汚れが溜まりやすい形状でもあるため、定期的な清掃とメンテナンスで遮熱性能を維持することが望ましいです。

外壁での温度抑制

外壁は日射を比較的斜めから受けるケースが多いですが、長時間日光が当たる面は意外に高温になりがちです。遮熱塗料を使うことで、外壁の温度上昇を抑え、建物内部への熱の侵入も減らすことができます。特に大型建築物では壁面積が大きい分、塗装によるトータルの効果が大きくなります。ただし、外壁の材質や形状、さらには周囲の建物との位置関係なども影響するため、立地条件に合った製品を考慮し、検討しましょう。

室外機やキュービクルでの効果

エアコンの室外機やキュービクルなどの設備は、放熱がスムーズに行われないと効率が下がり、電力消費が増大する傾向にあります。そこで遮熱塗料を施工すると、太陽光による機器の温度上昇を抑制でき、放熱効率の向上が見込めます。工場やビル管理の現場では、室外機回りの環境温度が下がることで機器寿命が延びる可能性も指摘されています。ただし、設備の構造や通風状況によってはあまり効果が出ない場合もあるため、事前調査をしっかり行うことが大切です。

タンクでの効果

貯蔵タンクは内容物を一定温度に保つ必要がある場合が多く、夏場の外部からの熱影響は無視できません。遮熱塗料をタンク外面に塗装することで、表面温度が下がり、内容物の品質安定に役立ちます。特に液体や食品を扱う場面では温度変化を最小限に抑えることがコスト削減や安全性確保に直結します。また、タンク表面は曲面や継ぎ目が多いことも考慮し、専門的な施工技術が必要となるケースがあります。

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遮熱塗料の性能に影響を与える要因

塗料の種類や周辺環境など、遮熱塗料の性能にはいくつかの要因が影響します。ここでは代表的な要因を整理します。

遮熱塗料のパフォーマンスは一様ではなく、製品や施工条件、建物の特性など複数のファクターによって左右されます。例えば、屋根の形状や周辺の気候条件によっては、予想したほど温度が下がらないケースも考えられます。また、塗料のグレードや施工方法によっても耐久年数や効果持続性に差が出ることがあるため、複数の側面から検討することが重要です。さらに塗り替えのタイミングやメンテナンス状況が効果を長期的に維持するカギとなります。

塗料の種類やグレード

遮熱塗料と一口にいっても、その配合成分やグレードはメーカーごとに大きく異なります。高性能な製品ほど反射率が高く、耐久性も優れている傾向にありますが、その分コストも上昇することが多いです。また、塗膜の厚みや耐候性の違いによって、長期間にわたって遮熱性能を維持できるかどうかが左右されます。最適な製品を見極めるためには、メーカーの試験データやユーザー事例など客観的情報の収集が欠かせません。

屋根や外壁の構造、色、日射反射率

建物の屋根や外壁の素材や形状によっても遮熱塗料の効果は変化します。金属屋根は高温になりやすい分、遮熱塗装で温度を大幅に下げられる可能性が高いです。また、同じ遮熱塗料でも、白系統の明るい色と濃色では反射率に差が出るため、色選びも効果に直結します。

換気量や周辺環境の影響

建築物の構造、および建物の換気環境によっては、期待通りの効果が得られない場合も考えられます。隣接する建物の影やエアコン室外機の配置など、周辺環境も包括的に捉えたうえで、遮熱塗料の導入を検討するとよいでしょう。

遮熱塗料のメリットとデメリット

遮熱塗料の導入には多くのメリットがありますが、注意すべきデメリットも存在します。両面を理解することで、失敗のリスクを減らしましょう。

遮熱塗料は室内の快適性や省エネ効果などさまざまな恩恵をもたらす一方で、導入コストや断熱効果の不足といった課題も抱えています。メリットとデメリットを正確に把握したうえで導入計画を立てることで、長期にわたって効果を享受しやすくなるでしょう。

メリット

遮熱塗料には、建物の表面温度を下げることで空調負荷を減らし、省エネにつなげる効果があります。さらに、室内環境が涼しくなるため、従業員の労働効率や快適度も向上し、熱中症リスクの低減にも寄与します。また、高温下での建材の劣化を抑えられるため、メンテナンス頻度を減らし、長期的なコスト削減にも結びつく点が大きな魅力です。こうしたメリットは、とりわけ屋根や外壁が広い施設や金属製建材を多く用いる建物で顕著に見られます。

省エネ効果と空調費削減

遮熱塗料によって室内温度の上昇が抑えられると、冷房設定温度が高めでも快適性が保たれ、空調設備の消費電力を大きく下げられます。冷暖房費を含めたランニングコストが削減できるのは、事業者にとって大きなメリットです。また、電力需要がピークに達する夏場のエネルギー負荷を軽減することで、環境負荷の削減にもつながります。

従業員の快適性向上

倉庫や工場など大規模施設では、高温環境が続くと作業効率が低下し、熱中症のリスクも上がります。遮熱塗料を屋根や外壁に塗装しておけば、室内環境の温度変化を抑制し、作業者がより快適に活動できる状態を作り出せます。これは従業員の安全確保だけでなく、生産性の維持・向上にも寄与するため、企業経営の観点から見ても有益な対策といえます。

建材の耐久年数延長

建物の表面温度が高くなると、塗装面や素材そのものにダメージが蓄積しやすくなります。遮熱塗料を活用すれば、温度上昇を避けることができ、ひび割れや腐食などの劣化を遅らせることが可能です。特に高温下で膨張しやすい金属屋根では、遮熱塗料による温度低減が耐久性に大きく貢献します。結果的に大規模な修繕工事の頻度を減らすことができ、メンテナンスコストの削減にもつながります。

デメリット

遮熱塗料は利点が多い一方で、必ずしもすべてのシーンで万能というわけではありません。初期費用の面や、夜間の保温効果が期待しにくい点など、踏まえておきたい注意点があります。これらを理解しておかなければ、期待した効果が得られない可能性や、費用対効果が低下するリスクがあるでしょう。

初期費用の高さ

遮熱塗料は通常の塗料よりも特殊な成分が配合されているため、一般的な白色塗料と比べると価格が高い傾向にあります。また、施工にも専門的なノウハウが求められるケースがあり、結果として初期導入コストがかさむ可能性があります。投資として考えるならば、長期的な省エネ効果や建物寿命の延びなどを総合的に比較検討することが必要になります。

断熱効果が期待できない場合がある

遮熱塗料は日射反射で熱を室内に伝えにくくする性質を重視していますが、保温効果はほとんどありません。そのため、夜間の放熱を抑えたい場合や寒冷地で暖房効率を高めたい場合には、十分な効果が望めないかもしれません。また、断熱材が入っていない建物では、冬季の断熱性能の向上にはつながらない点を理解しておくべきです。

効果が汚れや施工不備で低下

遮熱塗料は塗膜の清潔さと均一性が大きな効果発揮のカギになります。排気ガスの付着や経年による汚れなどで塗膜表面の反射率が低下すると遮熱性能が落ちやすくなります。また、施工段階での下地処理の不備や塗膜のムラによっても期待値を下回る結果になることがあります。定期的な清掃や点検、そして適切な施工基準を守ることが必須といえます。

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遮熱塗料を選ぶ際のポイント

遮熱塗料の中でも多種多様な製品があり、効果や価格もさまざまです。ここでは、製品や施工を選ぶ際に考慮すべき点を整理します。

遮熱塗料を選ぶうえで重要なのは、建物の立地環境や利用目的、さらには予算とのバランスをどのように取るかです。メーカーのデータだけでなく、実際の施工事例や認証試験の結果など、多角的な情報を収集して比較検討することが大切でしょう。また、施工業者の施工品質によっても最終的な効果が変わるため、信頼できる技術を持つ業者を選ぶ必要があります。

用途や建物の状態に適した塗料選定

まずは対象となる建物の状態や用途をしっかりと把握し、塗料の機能と相性を確認することが重要です。例えば、金属屋根であれば反射率が高い製品を重点的に比較し、外壁の場合は汚れにくさや耐候性を重視するなど、選定基準は用途によって変わります。また、施工時期や建物の劣化状況によっては下地補修が必要なこともあるため、それらも含めて総合的に判断すると失敗が少ないです。

メーカーの性能評価確認

カタログスペックだけではなく、公的機関・業界団体の認証試験データや、実際の導入事例などを参照することが有用です。具体的な数値や事例をチェックすることで、どの程度の反射率があるのか、どれくらいの期間効果が持続するのかといった情報が得られます。可能であれば専門家のアドバイスも受け、信頼性や実績があるメーカーの製品を選ぶと安心です。

施工業者選びや定期メンテナンスの重要性

施工業者選びは、遮熱塗装を行うにあたり、とても重要です。実績、技術力、アフターサービスを比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。施工不具合があれば、高額な塗料を使っても効果が半減するリスクが高いです。塗装前には下地の洗浄や補修をきちんと行い、厚みや乾燥時間などの施工基準を厳守してくれる業者を選びましょう。そして施工後も定期的にチェックや清掃を行い、塗膜の状態を維持することが長く効果を持続させるポイントです。

コストパフォーマンスの検討

遮熱塗料は安価とはいえないものの、長期的に見れば空調負荷の低減や建物寿命の延長という観点で費用対効果が高いと考えられています。また、SDGsへの貢献度合いなど社会的な評価を得られる魅力も無視できません。一方で、初期費用を急ぎ回収しようとすると過度な期待を抱きがちになるため、実際の使用環境を把握したうえで投資スパンを考慮するのが賢明です。

遮熱塗料をより効果的に利用する方法

遮熱塗装の効果を最大限に引き出すには、適切な施工や日頃のメンテナンスが欠かせません。具体的な方法を確認しておきましょう。

遮熱塗料の性能を長く維持するためには、正しい施工と表面の清潔さが大きく影響します。施工の際は下地処理や乾燥時間の管理を徹底し、塗膜にムラが生じないようにすることが重要です。また、普段からの清掃や点検により、汚れや傷などが発生していないかを確認することで、塗膜の反射性能を落とさずに済みます。

適切な塗料を用いた塗装

施工前には建物の材質や既存の塗装状態を正確に把握し、最適な遮熱塗料を選ぶことが肝心です。専用の下地材を使用する場合や気候条件によっては施工に適した温度・湿度のタイミングを見計らう必要があります。また、塗布する厚みによって遮熱性能が大きく変わるケースがあるため、メーカーの推奨基準を守りながら丁寧に施工を進めることが大切です。

施工後の定期的な清掃やメンテナンス

遮熱塗料の効果を長く持続させるには、塗膜が汚れやホコリで覆われないようにする必要があります。定期的に洗浄を行うことで、反射率の低下を防ぎ、効果を高水準に維持できるでしょう。塗膜に傷や劣化が見られた場合は早めに補修することで、機能の低下を最小限に留めることができます。特に屋根や外壁は雨風にさらされやすいため、点検計画を立てて継続的にメンテナンスを行うことがおすすめです。

まとめと遮熱・断熱塗料「クールサーム」を選ぶべき理由

遮熱塗料の仕組みや効果、選び方などについて見てきましたが、最終的にどの製品を選ぶかが重要です。

遮熱塗料は太陽光を反射し、建物の表面や室内の温度上昇を抑制することで、省エネや快適性向上に寄与する優れた対策です。ただし、反射率や塗料グレード、施工品質などの要素によって得られる効果は左右されるため、自社の条件に合った製品と適切な施工が大切になります。遮熱と断熱両方の機能を持つ「クールサーム」のような製品であれば、日射の強い夏はもちろん、断熱性能も期待できるため、一年を通じて建物を快適な環境に保つ助けとなるでしょう。

遮熱・断熱塗料「クールサーム」とは

遮熱・断熱塗料「クールサーム」は、NASAが開発した特殊セラミック技術を応用し、太陽光の熱エネルギーを効率的に反射・放射する塗料です。

◆選ぶべきポイント① 高い遮熱性能

独自のセラミック技術により、屋根や外壁の温度上昇を抑制し、室内温度の低下に貢献します。


◆選ぶべきポイント② 高い耐久性

クールサームに含有されている特殊なセラミックによって屋根表面が多少汚れても、遮熱・断熱効果を発揮し、長期間にわたって優れた耐久性を保ちます。


◆選ぶべきポイント③ コストメリット

高い遮熱性能と優れた耐久性で、長期的に省エネ効果を得られ、メンテナンスコストも大幅に抑えることが可能です。

これらの特徴から、「クールサーム」は、快適な作業環境を実現し、冷暖房費の削減にも貢献する塗料としておすすめです。

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